私の投資判断はこうして設計する

― エントリー条件の構造と実践 ―

なぜ“構造”にこだわるのか

投資は感情との距離をどう取るかがすべて

「買ったら下がる」「損切りが遅れる」「利確が早すぎる」——そんな経験は、構造がないまま判断した結果だと私は考える

元労働組合委員長として、現場と経営の間で“構造的な対話”を続けてきた経験がある

その視点を投資に応用し、感情ではなく構造で勝ち癖をつくることを目指しています

私のエントリー条件(2025年10月ver)

2025年8月末から運用している、私の投資判断ルール。

銘柄選定はこの条件をすべて満たすものに限定し、損切り・利確も構造的に設計している

1.52週高値更新を日足の実体で超えているか(高値更新は3カ月以上前)

→ 一時的な高値ではなく、長期停滞を突破した“構造的転換”を狙う。

2.出来高が前日比1.1倍以上か

→ 注目度と流動性の急上昇を示す。構造が“動き始めた”サイン。

3.業績の実績及び予想が黒字か

→ 財務的な安定性と成長期待の両立。構造の“土台”を確認。

4.ROEが10%以上か

→ 資本効率が高く、経営の質が良い。構造の“効率性”を測る。

5.PERが45倍以下か

→ 割高すぎない水準での成長期待。構造の“妥当性”を確認。

6.移動平均線で抵抗線はないか

→ テクニカル的な障害がないことを確認。構造の“滑らかさ”を担保。

7.時価総額500億以下か

→ 成長余地があり、個人投資家でも影響を受けやすい。構造の“伸びしろ”を狙う。

8.出来高25日平均線が1万~45万株程度か

→ 適度な流動性と安定性のバランス。構造の“呼吸”を感じる。

9.買い板(UNDER)の方が売り板(OVER)より多いか

→ 板の厚みで“買い意欲”を確認。構造の“支持力”を測る。

10.翌営業日に出来高が増加し、株価が前日比プラスか(陰線可)

→ エントリー後の“構造的継続”を確認。陰線でも出来高と価格が上がれば、構造は生きている。

11.損切条件はエントリー株価の-8%、利確は2倍

→ 感情に左右されない出口戦略。構造の“出口設計”を明確に。

この条件がもたらす“勝ち癖”とは

  • 損切りの迷いが減る
  • 利確のタイミングに納得感がある
  • 銘柄選定に一貫性が生まれる
  • 感情ではなく構造で判断できる

投資は“勝つこと”よりも“勝ち方を再現すること”が重要

この条件は、私にとっての“勝ち癖の設計図”である

おわりに

このエントリー条件は、今後の銘柄分析・IR翻訳・地域企業支援にも応用でき

構造的思考は、投資だけでなく事業や情報発信にも通じると確信しています

※投資判断は、構造と感情のバランスが鍵です。ここで紹介する条件や実践は、私自身の思想に基づくものであり、すべての方に当てはまるものではありません。

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